ヨセミテ国立公園編


 いよいよ僕たちは,ロサンゼルスを離れ愛車(?)のネオンで一路ヨセミテ国立公園に向かった.I-5を延々と北へ.マーセドを経てようやくヨセミテへ.大体7時間くらいかかったのではないだろうか.それにしてもフリーウェイを走るのはとても気持ちがいい.広いし,開放感がある.アスファルトで舗装された道路は都心部ぐらいで,田舎に行くとコンクリの道路が多い.日本の高速道路のような照明もない.でも,晴れた日の昼間は最高.
 しかし,中途半端でないど田舎をフリーウェイは突っ走るので,ガソリンは早めに補給しておかないと痛い目にあいそう.実際,僕らはもう少しでガソリンがなくなりそうになり,非常にあせった記憶がある.

 のどかな田園地帯,酪農地帯をぬけてようやく夕方頃ヨセミテ公園内に到着.ヨセミテ公園は全米でも屈指の人気公園だとか.訪れたときはまだシーズンではなかったが,それでもたくさんの人たちがいた.やっぱり涼しい.

 問題だったのはYH.ヨセミテ公園内でとりあえずYHを探そうということになったが,何にもないところにいきなり現れたのでびっくり.ユースというより山小屋って感じのところ.3人で道路わきの看板を必死になって探しようやくたどり着いた.思ったよりはきれいやったけど,そこの料理は最悪.他の二人は普通に食べていたけど,僕はどうしても好きになれなかった.あれはまずい.それに高い.あれはいけてないよ.レモンの皮を煮たようなものを付け合せに出された.まずー!!

 それよりも問題だったのは僕らの英語力.YHの管理人から最初に説明があって,それによるとYHから公園内へ通じる道路が工事中で,8時から16時までは公園内から出られないということだったのだが,僕らはてっきり8時から16時の間に出なければいけないと思いこみ,夕方慌ててゲートに行くもそこはしまってる.
 ガードマンが英語でしゃべりまくっていたけど,僕らは理解できず,別ルーとでえらい遠回りをして帰った.その間,いろんな道に迷いこむやら,同じ道を行ったり来たりするやら,てんやわんややった.英語力の重要さを痛感した瞬間だった.やっとのことでYHに帰りついたのはもうどっぷりと暗くなってから.周辺の道路は街灯もないので,真っ暗闇.YHを探すのはこれまた一苦労.みんな必死に眼をこらしながら探す.くたくたの1日やった.

 しかーし,ヨセミテはすばらしかった.あんまりすごくてあほみたいに写真を撮ってた.エルキャピタンの写真を何枚撮ったことか.右の写真はその中の1枚.エルキャピタンです.地球の歩き方のアメリカ西海岸変を見ると,これと同じ場所で取られたであろう写真が載っています.っていうか,僕がその場所を探して取りたかっただけなんやけど・・・
 もしその本を持っている人がいたら見比べてみてください.感動の1枚です. 冬はえらい寒そうやけど,行って損はしません.日本では絶対に見れないであろう自然があります.

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